~地域をつなぐ新しいカタチ 〜子どもとデジタルをキーワードに〜

令和8年2月14日、大和市保健福祉センターにて「令和7年度 自治会セミナー」を開催いたしました。当日は88名の自治会役員・会員の皆様にご参加いただき、市内自治会の先進的な取り組み事例を共有するとともに、これからの自治会運営について活発な意見交換が行われました。

■ 開催概要

• 日時:令和8年2月14日(土) 14:00〜16:00

宮崎道名 氏(株式会社カントリー・ラボ 代表取締役)

• 会場:大和市保健福祉センター 1階 ホール

・来賓:大和市長 古谷田 力 様、大和市議会議長 山田 己智恵 様

• ファシリテーター:宮崎道名 氏(株式会社カントリー・ラボ 代表取締役)

• 内容:市内自治会による事例報告、質疑応答

大和市議会議長 山田 己智恵様から講評

■ 事例報告の概要

1. 中央林間ブロック:「子ども」をキーワードにした世代間交流

中央林間ブロック
中央林間新生自治会
岡松 弘純 会長

「若い世代の参加につながる取り組み」をテーマに、子どもを中心とした活動報告が行われました。

• 事例紹介:未加入世帯も対象とした「子どもまつり」や、自治会役員が運営に関与する「子ども会遠足」などの実施により、保護者の行事協力や新規入会が増加した事例が紹介されました。

• デジタル活用:Zoomによるハイブリッド役員会や、QRコードを用いた入会申込(新規入会の約8割がQR経由)、LINEグループの活用など、若い世代が参加しやすい環境づくりが進んでいます。

2. 桜川自治会:参加者0人からの復活、自治会Tシャツによる団結

桜川自治会
高橋 浩司 会長

コロナ禍で希薄になった交流を、独自のアイデアで活性化させた事例が報告されました。

• 取り組み:自治会員からデザインを募集し、オリジナルの自治会Tシャツ・ポロシャツを作成。希望者に実費販売したところ、累計100枚を超える反響がありました。

• 成果:Tシャツを着用することで地域の一体感と団結心が生まれ、5年ぶりの夏祭り復活や地区体育祭での総合優勝など、目に見える形でのコミュニティ再生につながりました。

3. 坊の窪自治会:アナログ・デジタルのハイブリッド運営

坊の窪自治会
家永 稔之 会長

「デジタルで生む時間のゆとり」を掲げ、事務作業の効率化と対面交流の再投資を両立させる取り組みが報告されました。

• 主な取り組み:公式LINEによるデジタル回覧板(260世帯中200世帯以上が登録)、スマートロックによる自治会館予約の自動化、ソーラーパネル式防犯カメラの設置。 • 成果:ゴミ出しの立ち会いなどの負担を減らすことで生まれた「時間のゆとり」を、3自治会合同の「防犯ハロウィンパレード」などの新しい交流イベントに充てています

■ まとめと今後の展望

今回のセミナーを通じて、以下の点が重要なポイントとして挙げられました。

• 「子ども」を大切にする活動は、親世代を巻き込み、将来の担い手確保にもつながる。

• デジタル技術の活用は、参加のハードルを下げ、役員の負担を軽減するために有効である。

• やり方にこだわらず、役員が負担にならない運営方法を考えることが、持続可能な自治会活動の鍵となる。

参加者からは付箋を用いて多くの「応援メッセージ」や「質問」が寄せられ、各自治会が抱える課題解決に向けたヒントを共有する有意義な時間となりました。

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